お墓まいりと、お花見と、

今週のお題「お花見」


私は、幼い頃からこれまで、

「お花見に行こう!」

と意気込んで、家族や友人と出掛けた記憶は、ありません。


ただ、幼心に残っている風景はあります。

それは、母方の先祖が眠っているお墓がたつ緑豊かな山と、そのふもとに咲く桜の花です。


山の緑を背景にして咲く桜のピンク色が鮮やかで、私は心を奪われました。


私が幼稚園児だったその年は、なぜか桜の咲く季節にお墓まいりをしましたが、


それからしばらくは、お盆にお墓まいりすることが続き、お墓まいりの際に、桜の花を見ることもありませんでした。


それが一昨年の春、母方の祖母の四十九日があり、両親と私の三人で、お墓まいりへ。


下の写真の桜は、そのときのものです。


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幼い頃に見た桜の木は、思ったほど背は高くなく、その色も記憶ほど鮮やかなものではありませんでした。


しかし、柔らかい色あいの桜は、優しい表情にも見えました。


そして、桜の木を通り過ぎて、お墓へ向かいます。


その日は、先程、お話しした通り、祖母の四十九日のため、お墓を訪れたのですが、私には、もう一つ目的がありました。


それは、結婚の報告です。

実は、この数日前に、今の主人からプロポーズを受けていたのです。


幼い頃に見た桜の前で、祖母へ結婚の報告をしている自分。


幼い頃の記憶の中の桜と、大人になってから見る桜は、ほんの少し違う姿をしていましたが、


それでも、タイムスリップをしてしまったような、不思議な気持ちでいっぱいになりました。